TALK MEMBER国際物流事業

大脊戸 真帆 国際物流事業本部
営業企画部 計画課 2015年入社

平井 康寛 国際物流事業本部
東日本輸入営業部 開発課 2014年入社

西鉄だからこそできることを常に模索し、提案

平井
大脊戸さんは、ドイツの海外研修から帰国したばかりだよね。研修中に仕事でドイツに問い合わせをしたときに架け橋になってくれて助かったよ。
大脊戸
そうでしたね。平井さんとは部署が一緒になったことはありませんが、年代も近く、お互い成田空港で仕事をしていたときにはよく飲みに行っていましたね。今は、輸入のお仕事をされているんですよね。
平井
入社してからずっと輸入に関する仕事をしていて、最初は海外から輸入してきた貨物の保管ベースで働いていて、今は輸入の新規開拓をする仕事をしているんだ。具体的にいえば、海外からの輸入の貨物を手配しているような商社やメーカーを相手に、他社で貨物を運んでいるところを西鉄に変えてもらえるように動いていくんだよね。「こういう貨物を海外から日本に輸出したいんだけど、費用はどれくらい?」という問い合わせが来て、見積もりを提出するところから始まるね。貨物量の多い業界大手と費用面だけで争うと負けてしまうことが多いから、例えば、運ぶ途中段階のスピードと質をいかに高めていけるかが勝負になってくる。お客さまと密接にコミュニケーションを取ってニーズをつかんだり、現地の情報を細やかにアップデートしたりしておくことが求められるね。イレギュラーな事態が起こる前に未然に対応しつつ、何かあってもすぐに解決策が提示できるようにしているよ。
大脊戸
西鉄ならではの高品質かつ小回りの利くサービスのご提供という強みを出していく部分で工夫が要りますが、そこがやりがいにもつながりますね。私は、入社後1年目は輸出貨物を扱う仕事をしていて、その頃に空港で平井さんとも一緒でした。その後、カスタマーサービスに異動し、お客さまの声を聞くことができる部署に属し、海外研修後は営業企画部という海外の拠点から集まる決算関係の取りまとめをするチームにいます。各国の通貨単位や会計のルールで書かれた決算書を、西鉄本社の経理担当が処理できるような形に変換していく仕事をしています。以前は、輸入・輸出・管理の道に入るとその道を極めるような人事が多かったようですが、最近はいろんな仕事を経験するパターンも多いようです。私もいろんな視点から物流のプロフェッショナルになれたらいいなと思っています。

正直でいられる居心地の良い環境で

平井
大脊戸さんはどうして西鉄に入ろうと思ったの?
大脊戸
大学時代、イギリスに留学をした経験があって、グローバルな働き方ができるところを探していました。最初は、商社とかメーカーを見ていましたが、貨物を運んでいるのは物流だと気づき、いろいろ受ける中で西鉄と縁がありました。特に印象的だったのは最終面接でした。ある質問に対して、今振り返ればきっと多くの企業はあまりいい顔をしない回答をしたかと思いますが、西鉄での面接はそんな回答でも親身に耳を傾けていただき、ここでなら正直な自分でいられて、⾧く働けそうだと思いました。
平井
正直でいられるというのは大事なことだね。私も学生時代にカナダに留学をしていて、海外と接点のある仕事を希望していたんだ。西鉄の面接を受ける中で、とにかく面接で出会った社員の人柄が柔らかく、一緒に働いてみたいと思えた。あまり体育会系や旧態依然とした雰囲気ではなく、良い意味でガツガツしていなくて居心地が良かったよ。
大脊戸
西鉄は全体的にそんな人が多いですね。国際物流も、チームで進めていく仕事が多いから、ライバル同士というよりは仲間意識が強いと思います。一見柔らかく穏やかだけど、海外志向で語学力も高く、中身はしっかり芯を持った人が多いかな。似たところがあるせいか、居心地が良くて、休日にプライベートでも同期や先輩と過ごすこともよくあります。

3年目以降は海外研修に挑戦できる

※現在は「短期駐在員制度」に変更
平井
国際物流は、3 年目以降に海外研修に行かせてもらえるのが魅力だよね。私はインドネシアに、大脊戸さんはドイツに 1 年だったね。日本で働いていても輸入や輸出の知識や経験値が増えていくけど、現地のスタッフがどんな環境で働いていて、どんな文化が背景にあって、どんなお願いの仕方をするとスムーズだとか、逆にこれをやると滞るなんてことも肌で感じられる。顔を合わせて、同じ場所で仕事をすることでお互いの理解も深まるから、日本に帰国した後にもちゃんと続く信頼関係が築いていけるのも良い点かな。
大脊戸
行かないとわからないことはたくさんありますね。大抵どの社員も海外に行くからお互い知らない国の文化や習慣などを共有することが当たり前になっています。初めてやり取りする国やちょっとわからないことがある時も、社内の誰かが知っているという安心感もありますね。海外研修もそうですが、いろんな部署や担当に異動することで徐々に物流の全貌が見えてくるような印象があります。お客さまの倉庫からゴール地点までのすべてが輸出入であり、物流ですが、自分が同時期に担当するのはその一部分だけだったりするから、いろんな仕事を経験する中で全体像を理解し、レベルアップしていきたいです。
平井
西鉄は若手のうちから海外に行かせてくれたり、いろんな仕事を経験させてくれるからぐんぐん成⾧できるよね。大脊戸さんは特にいろんな仕事を担当しているような気がするよ。
大脊戸
以前カスタマーサービスにいた頃に、1回きりの予定だった新規のお客さまの輸出のお手伝いをしたら、西鉄を気に入っていただけてその後もしばらくお付き合いが続いたんです。やり取り自体はメールと電話が中心で、しばらく経ってから先方の内勤のご担当と対面でお会いしたら「いつも本当に助かっています」と涙を流されたことがあったんです。私もまだ入社からそれほど年数が経っていたわけでもなく、試行錯誤しながらとにかくがむしゃらにやっていた時期だったんです。物流は日の目を見ることも少ないから(笑)、やりがいに迷った時期もありましたが、ひとつひとつ丁寧に重ねてきて良かったと思いました。
平井
それはすごく良い話だね。今や日本にいても海外のものに触れることが当たり前で、輸出・輸入って簡単に思われるかもしれないけど、1つのものが国を越えて運ばれて、破損することもなく無事にスケジュール通りゴール地点まで届くってとても大変なことだもんね。たくさんの人が関わり、危険もたくさんあって、調整ごとも山のようにある。それらをすべてクリアにしていく私たちの仕事は常に緊張感をともなっているよ。だからこそ、ひとつひとつ丁寧に対応し、細やかにケアをし続けた大脊戸さんの仕事が感動を与えたんだね。大変な相談を受けることもあるけど、まずは「できません」という前にできる方法を探りたいね。今後の目標はある?
大脊戸
やっぱり海外で働きたいので駐在員ですね。また別の視点からの経験を積みたいです。
平井
海外の拠点に行くと、そこでリーダーシップをとって引っ張っていくマネジメント力も求められるからね。成⾧できそうだよね。私もそれが次の目標かな。
大脊戸
楽しみですね。それと西鉄は女性にとっても活躍しやすい会社であることもこの場でお伝えしておこうかな(笑)。女子学生のみなさんも気になるかと思いますが、しっかり研修を受けられたり、仕事を通してキャリアを積んで、育休・産休などの制度も充実しています。育休・産休取得者が、互いに育児に関する悩みなどを共有し、アドバイスをしあったり、いろいろな提案をする場(ママカフェ)があります。休業期間中も会社とのつながりを持ち続けることができ、その後全員が復職しています。多様な働き方にもしっかりとしたフォローがあるから実現しているのかなと思います。海外で働くことに挑戦してみたいという方にはとってもおすすめです。

記事内容および所属は取材当時のものです。

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