INTERVIEW
見える世界が変わった6年。
成長は責任の意識を強くする。
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自動車事業本部 入社7年目
牛島 寛喜 さん

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自動車事業本部 入社7年目
渡辺 翔子 さん

1本の西鉄バスを運行させること。その裏側では、ダイヤ設計、路線計画、施設整備、観光連携、DX推進など、様々な仕事が動いている。自動車事業本部で働く入社7年目の牛島寛喜さんと渡辺翔子さんに話を聞きました。コロナ禍という社会が大きく揺れ動く時期に社会人としての一歩を踏み出した二人は、それぞれ異なる部署で経験を重ねながら、バス事業の奥深さと可能性を見つめてきました。「できるようになったこと」だけではなく、仕事を通して「見える世界が変わったこと」。公共交通を支える仕事のリアルと魅力を、クロストーク形式でお伝えします。
Q.1 入社当初のあなたはどんなタイプでしたか?
自動車事業本部で踏み出した、
キャリアの第一歩。
- 渡辺さん
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学生時代は県外に住んでいて、就職と同時に福岡で暮らすようになりました。初めての土地だったので、仕事も暮らしもすべてが新鮮で、とてもワクワクしていたのを覚えています。実は学生時代は、自転車移動が中心で、バスに乗る機会はほとんどありませんでした。交通系ICカードも持っていなかったくらいです。だからこそ、仕事を通してバス事業の仕組みを知るたびに新しい発見がありました。
入社当初の二人の共通の想い
二人が入社したのはコロナ禍の真っ只中でした。社会も会社も大変な状況の中、「自分も役に立ちたい」という思いが強く、高いモチベーションを持って配属されました。
Q.2 バス部門の仕事の奥深さとは?
移動手段から、体験価値へ。 完成形がないところに魅力がある。
- 牛島さん
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地域やお客さまの目的に応じて幅広く活躍できる点だと思います。通勤通学を支える路線バス、長距離移動の高速バス、観光利用の貸切バスなど、バス事業は幅広い役割を持っています。最近では「移動」だけでなく、「乗ること自体を楽しむ体験」としての価値も広がっています。
時代や地域と共にサービスが変化し、発展していける事業であることは、奥の深さを感じます。 - 渡辺さん
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ダイヤ一つを見ても、そこには法令や交通事情、過去の利用傾向など様々な背景があります。昔の仕組みを活かす部分と、時代に合わせて変えていく部分。その両方を考える必要があるところが、この仕事の奥深さだと思います。
バスはまちの人々にとって身近な存在なので目立たないかもしれませんが、毎日広いエリアで大量の輸送を行い、安全を預かるという点で、高度な技術や連 携、知識が求められます。営業担当としては、法改正や日々変わる道路状況に 応じてダイヤを見直しますが、「なぜこのダイヤになっているのか」を掘り下げると、基になっている法令や過去の交通事情が存在し、先輩が作ったダイヤから学ぶ点が多くあります。昔ながらのやり方を残すものもあれば、見直して刷新するものもあり、良くも悪くも完成形がない仕事だと感じています。
Q.3 今までどのような業務に携わってきましたか?
バス会社の仕事は、想像よりずっと広い。
- 牛島さん
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営業部では路線バスのダイヤ作成を担当し、朝夕の通勤通学利用が多い 地域や昼間帯に通院やお買い物で利用が多い地域など、地域ごとの利用特性を分析しながらダイヤを設計していました。また約20年ぶりとなる運賃改定プロジェクトにも参加しました。
- 渡辺さん
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DX・ICT関連の業務からスタートし、アプリ改修や機器管理、グループ会社の管理業務などを経験しました。現在は高速バス企画やターミナル整備など、様々な業務に携わっています。西鉄の自動車事業本部は守備範囲が広く、想像していた「ザ・バス会社」の仕事だけでなく、同じ事業部内でも多様な業務に携わっている人がいると身をもって感じています。
Q.4
今の仕事を一言で表すとすると、
どのような言葉になりますか?
- 牛島さん
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バスの成長は、地域そして私の成長。
- 渡辺さん
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つなぎ役。
利用者、現場、本社、関係企業など
多くの人をつなぐ仕事。
Q.5 成長したと感じる瞬間は?
視野が広がると、仕事の意味も変わる。
その背景と、
その先にあるものを見る目がついた。
- 牛島さん
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地域への影響や事業の持続性など、より広い視点で物事を考えるようになりました。また、「自分の発言や行動の先に、サービスがあるので、結果、お客さまにも影響してくる」ということを考えるようになりました。以前であればまず行動して、だめなら解決策を考えていましたが、それだとお客さまにご迷惑をかけてしまう可能性があります。常にお客さまの安全・安心を確保しサービスを提供できる姿を日々追い求めながら、その先にある責任をイメージすることができるようになりました。
- 渡辺さん
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仕事を始めてから、自分の得意分野を持ちたいという考えが強くなりました。学生時代はどちらかというと幅広い経験や知識を重視していました。何でも知っている人への憧れがありましたが、現在は「この分野ならこの人に聞けば安心」と言ってもらえるような専門性に憧れるようになりました。それだけ、この仕事に対する責任感が強くなってきたのだと思います。社内外に知識や経験豊富な方が多く、そうした先輩や上司と一緒に仕事をすることで、物事を多角的に見る力や判断力が磨かれたと感じます。
Q.6 バスの仕事が街に影響していると感じた出来事
路線一本が、まちの流れを変える。
- 牛島さん
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福津市の海岸エリアの新路線立ち上げです。自治体や警察、地域住民との協議を重ね、約1年半かけて開業しました。利用者の姿を見た時、交通が街を動かす力を実感しました。
- 渡辺さん
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ダイヤ改正がニュースになるときです。自分の仕事が社会に影響していることを実感し、仕事の責任の重さを改めて感じ、身が引き締まります。
Q.7 印象に残っている仕事や 1 日はありますか?
プロジェクトは、人と人で動いていく。
- 牛島さん
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新路線の立ち上げです。バス停の位置を決めるために周辺住 民を訪問し続ける一方で、運行経路に問題がないか警察と協議するなど、多くの課題を解決し運行開始できたことが印象に残っています。運行開始後に「便数を増やしてほしい」とご要望をいただいた時は、地域に必要とされている交通をつくれたと実感し、とても嬉しかったです。
- 渡辺さん
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福岡空港国際線バスターミナルのリニューアルです。施設設計やサイン計画など、多くの関係者と調整を重ねました。カウンターの配置やサイ ンのデザイン、建設に関わるような業務まで携わるとは思っていませんでし た。分からないことが多く慌ただしい日々でしたが、現場や空港関係者と連日 調整を行い、時に衝突しながら進めた経験は、大変でしたが非常に貴重でした。
Q.8 これまで仕事をしていて大変だったことはなんですか?
多くの立場をつなぐ調整力
- 牛島さん
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これも同じ内容になりますが、福津市の新路線の立ち上げです。道路環境や停留所位置など、多くの制約の中で最適な路線を設計することの難しさを学びました。バス停をひとつ、つくることでも近隣住民の方の理解が必要です。地域と関わりながら、ひとつひとつを解決しながら進めていきました。
- 渡辺さん
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一つの仕事に複数の人が関わると、立場や視点の違いから全員が同じ考えにな るとは限りません。そんなときに周囲をどう巻き込み、調整して進めるかが難 しく、予定どおりに進まないこともよくあります。多くの関係者が関わるため、意見が一致しないこともあります。しかし、その調整や見直しこそが仕事の本質だと思っています。
Q.9
この仕事をしていて良かったと感じる瞬間は
どんなときですか?
まちを走るバスを見るたびに、
自分の仕事が
繋がっていることを実感する。
- 牛島さん
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福岡のまちを走る西鉄バスを見ると、自分の仕事が多くの人の生活を支えていると感じられると共にやりがいにも繋がっています。自分の働きが地域に貢献できているシーンを直接見られる機会が多いのでバス事業に携わることができて良かったと思います。
- 渡辺さん
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実際にお客さまがバスを利用しているのを目にしたときです。また、少し視点 は変わりますが、異常気象で道路交通が麻痺した際に緊急対応を 行うとき、現場も本社も関係者全員が一体となって安全運行を守る姿を見る と、事業者としてのプロ意識を強く感じ、この職場で働くことができて良かったと実感します。
INTERVIEW その他の社員インタビュー
入社当初は、とにかく「まずやってみる」というタイプでした。考えるより行動することで理解できることが多いと思っていたからです。
ただ仕事を経験する中で、考え方は少し変わりました。バス事業は多くのお客さまの生活に関わる仕事です。自分の判断が安全や利便性に影響する可能性がある。そう考えるようになり、今は行動の前にしっかり考えるようになりました。