TALK MEMBER技術部門 建築

玉田 圭吾 都市開発事業本部 建築技術本部
2016年入社

黒木 桃子 天神開発本部 福ビル街区開発部
2019年入社

多角的な意見があるから、おもしろいものができあがる

玉田
黒木さんとは建築の技術員仲間でもあり、同じ学校出身でもあって縁があるね。今は福ビル街区の開発に携わっているんだよね。
黒木
そうなんです。就活のときから福岡市の施策「天神ビッグバン」が話題になっていて、その中核でもある「福ビル街区建替プロジェクト」に関われたらいいなと思っていました。今はハード担当として関わり、日々勉強しながら頑張っています。
玉田
そうだったんだね。就活中、西鉄に入ろうと思ったのは「福ビル街区建替プロジェクト」があったから?
黒木
学生時代は、まちづくりや都市デザインを学んできたのでディベロッパーや鉄道会社などを見ていました。その中でも西鉄に決めた理由のひとつは福岡に根差していたからです。⾧崎出身で大学進学を機に福岡に来て、6年間暮らしたんですけど、福岡というまちの雰囲気や、人が近く感じられるところに惹かれていたんです。
玉田
そうだったんだね。僕も鹿児島から進学を機に福岡に移り住んで、やっぱり福岡というまちには惹かれる部分があったよ。都会ともいえるし、昔ながらの地域に根差したような温かさもあるし、他の都市とは違った独特な発展の仕方をしているよね。加えて僕が西鉄を目指した理由は、施主という立場でも仕事ができるからだったんだ。設計を勉強していく中で、「いい空間や物件を完成させるためには、良い設計者がいるだけでは足りない。良い施主が理想的なゴールを掲げ、関係者をリードしていくことが大事だ」と気づいたんだ。
黒木
わかる気がします。玉田さんは入社してからいろんなプロジェクトに関わられていますよね。
玉田
太宰府駅や西鉄福岡(天神)駅のリニューアル、バスの営業所の新設も経験したよ。順序としては、建物を建てたり、リニューアルしたりする計画が始まり、どういうコンセプトで進め、どういう段取りでどこに施工を依頼するかといった一切を決めて進めていくのが私たちの仕事だね。⾧期にわたるプロジェクトだと途中から加わったり、途中でまた別のチームに異動したりもするから、建築の技術員同士の情報共有や連携が大切だね。
黒木
そうですね。情報共有は本当に重要だなと感じます。玉田さんがおっしゃるように建築の技術員同士でもそうですが、ソフト面を担当する事務系総合職の方々とも密にコミュニケーションを取っておくことが大切ですよね。今、福ビル街区の開発プロジェクトは、数年がかりで大規模な複合施設をつくっていますが、それぞれの用途やコンセプト、フロア全体のデザインの方向性など決めていくことがたくさんあり、いろんな立場の人がいろんな角度から意見を交換します。それらを取りまとめてひとつの形にしていくおもしろさと難しさを日々感じています。

目に見えない努力を重ねて、目に見える成果へとつなげる

玉田
私たちの仕事はすぐに答え合わせができるわけじゃないし、一旦つくってしまったらそう簡単に変更もできない。数十年後も形として残るものが多いから、想像力や創造性、責任感など、多くを要求されるよね。これまで担当した案件を振り返ると、竹下にあるバスの営業所では、早朝から深夜まで働く運転士さんや従業員の方々がひと息つけるように足腰を伸ばせるようなスペースをつくったんだ。それから太宰府駅のリニューアルでは、太宰府らしさを演出しようと、太宰府天満宮をイメージした装飾や、太宰府市の花である梅をモチーフにした照明やベンチを設置したんだ。完成後に使ってくださる人々の喜ぶ顔を想像しながら、こういう仕掛けにどれだけ心を砕けるかという部分で妥協をしたくないなと思うんだよね。最低限の機能だけではなく、愛される空間や施設をつくっていきたい。
黒木
私も商業施設のテナント入れ替え工事やトイレのリニューアルなどを担当したことがあるので、玉田さんのおっしゃることがいかに大変なことかも理解できて本当に尊敬します。最低限の機能を形にするだけでも計画、許可申請、段取り、スケジュール管理など、やることは山のようにありますよね。そこに創意工夫やオリジナリティを添えようと思ったら時間がいくらあっても足りない…なんて場面もありそうです。私自身、忙しいとつい視野が狭くなりがちなので、「なぜこれをしようとしているのか」という原点に返って、頭をクリアにするように心がけています。自分やゴールを見失わないようにしたいですね。
玉田
そうだね。いろんな人が関わる上に、現場によっては通常営業を続けながら進めていく工事もあるから、各所の調整とか安全管理とか本当に大変だもんね。時には要望や依頼に対して「それはできない」と伝えざるを得ないときもある。だけどできるだけ相手の意向を理解しつつ、代替案や前向きな回答を出せるように意識しているよ。なかなかそういう苦労って日の目を見ないけど(笑)、でもそのひとつひとつが西鉄の顔になったり、福岡の象徴になることもあるから日々の仕事を大事にしていきたいね。

まちにたくさんの仕事を残し、福岡をより良いまちに

玉田
今は福ビルのプロジェクトが最優先だと思うけれど、これからの目標ってあるかな。
黒木
やっぱり今は福ビルをみなさんから愛されるような良いビルにすることですね。⾧い期間かけて完成させるプロジェクトなので、私もいつまで担当でいられるかわかりませんが、だからこそ悔いのないように日々の仕事に取り組んでいきたいです。西鉄という会社自体もそうですが、チームの先輩や上司も若手の意見によく耳を傾けてくれるんですよね。それに応えられるよう、いろんなことに興味を持って、私もすべて自分ごととして意見を言えるように常に考えています。「最先端のビル、人に愛されるビルって何だろう」とさまざまなことにアンテナを張って、世界にも目を向けて考えることは、自分の視野が広がってとても重要なことだと思っています。
玉田
黒木さんは入社直後から本当にしっかりしているもんね。わからないことはちゃんと先輩に質問しに行ったり、物おじせずにきちんと意見を伝えている姿が印象に残っているよ。僕の目標は入社時点と変わっていないんだけど、良い建物を完成させるために設計・施工の前段階をしっかり整えられる良い施主であることかな。私たちが迷わず方向性を示して、リーダーシップを発揮していかないと、設計や施工の人たちもやりづらいし、中途半端なものができあがってしまう。何十年も残る仕事だからこそ、それは良くないと思うんだ。もっと調整能力やコミュニケーション能力を磨いて、「玉田がいたから良いものができた」と思ってもらえるようにこれからもがんばりたい。そして定年退職する頃には福岡にたくさん自分の仕事が残っているはずだから、それを巡りながら老後を楽しく過ごしたい(笑)。
黒木
それは建築の技術員冥利に尽きますね。私たちが福岡をもっと魅力的なまちにしていきましょう!

記事内容および所属は取材当時のものです。

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