TALK MEMBER自動車事業

濵野 遥香自動車事業本部 営業企画部
営業企画担当
2016年入社

力丸 遥介 自動車事業本部 未来モビリティ部
モビリティサービス担当
2017年入社

挑戦を惜しまない柔軟性のある部署

濵野
力丸さんは、自動車事業本部に異動してきて1年だね。仕事はどうかな?
力丸
現在メインで取り組んでいるのは、オンデマンドバス「のるーと(※)」の利用促進です。既存のバスや鉄道だけでなく、お客さまがいかに快適に移動できるかを考えるのが私たちの仕事だと思うので、一人でも多くの方に「のるーと」を活用していただき、交通手段のひとつとして確立させることが目標です。
濵野
「のるーと」は新しく導入されたシステムだから、課題もたくさんあるよね。改善点と日々向き合ってブラッシュアップを繰り返すのは大変な面もあるだろうなと思いながら、日々奔走している姿を見ているよ。一方で、私が入社したときには「のるーと」はなかったから、事業の未来をつくる仕事に関われるのって素敵だなとも思う。きっとこのサービスが浸透したら、今より暮らしやすいまちになるよね。
力丸
ありがとうございます。継続してより良いサービスに磨き上げていきたいです。
濵野
ところで、自動車事業本部の印象はどうかな?
力丸
人と話すことが好きで、元気な方が多いなと思います。皆さん、とてもコミュニケーションを大切にされているイメージです。それから、最近は若手や女性の方が増えてさらに明るくなったと感じます。
濵野
コミュニケーションはみんな重要視しているね。特に私たちは現場で働いている方に依頼をすることがよくあるから、そのためには密に連絡を取り合って信頼関係を築くことって大切だと思う。そういう考えの人が多いから、ワイワイしているのかもね。
力丸
流行に敏感な方も多いと思います。「今こんなことが注目されているらしいから、うちも取り入れてみよう」とすぐに挑戦したり、フットワークが軽かったり、驚かされます。
濵野
確かに、歴史ある部署ではあるけど、新しいことに挑戦する柔軟さを持ち合わせているのも、うちの特徴かもしれない。若手のアイデアをどんどん採用してくれる空気もあるよね。

※のるーと…「オンデマンドバス」と呼ばれる予約制のバス。乗りたいときにスマートフォンのアプリもしくは電話で配車をリクエストし、提示された最寄りの乗り場(ミーティングポイント)に行くだけで移動が可能。

仕事の幅が多岐にわたるからこそ、楽しい

濵野
力丸さんは、仕事でやりがいを感じる瞬間ってどんなとき?
力丸
自分の仕事が、地域の皆さまの生活を支えているんだと実感するときですね。「のるーと」の利用者の方から「これがなくなったら困る」と言われたときは喜びもひとしおでした。濵野さんはどうですか?
濵野
私もお客さまの毎日の暮らしを支えているというのが、何よりのやりがいだな。自分が決めたスケジュール通りにバスが出庫して、お客さまがスムーズに移動できているのを見るとやっぱりうれしいね。
力丸
それ、わかります!私は近頃、「のるーと」の利用者を増やすため週に1度公民館に足を運んで高齢者の方に使い方を説明しているんです。「のるーと」はリアルタイムで利用状況がわかるんですけど、そこで会った方が利用しているのを見ると「伝わったんだ」とうれしくなります。リピーターになっている方も増えてきて、着実に手応えは感じていますね。
濵野
成果が目に見えてわかると、達成感もあるよね。それにしても力丸さんは、以前は社内とのやり取りが多い人事部にいたのに、今はまったく違う仕事をしている。大変なことも多いだろうに、本当によく頑張っているよね。
力丸
ありがとうございます。確かに、同じ会社なのに転職をしたんじゃないかというほど、環境は変わりました。大変ではありますが、だからこそやりがいを感じる面も多いですね。それに、多角的に幅広くいろんなことにチャレンジできるのは西鉄の魅力のひとつかなとも感じています。
濵野
人事部の経験が生かされていると感じることはある?
力丸
あります。例えば、乗務員の採用や働き方の部分について話をするときには、人事で培った知識がかなり役に立っていると感じます。異動になっても、前の部署の経験やつながりは決して無駄にならないところも、西鉄ならではかもしれませんね。異動のたびに成長を実感できています。
濵野
私、以前は計画部のグループ管理課でグループ会社とやりとりをする業務がメインだったんだけど、確かに、そこでの経験があったからこそより世界が広がったと思う。大体3、4年に1度のペースで異動があるから、本当にたくさんの経験ができるよね。

「移動」という価値を多くの人が享受できるように

力丸
先輩の濵野さんに伺いたいのですが、仕事をする上で大事にしていることはありますか。
濵野
「迷ったときには、お客さまのためになることを軸にする」かな。そうすれば絶対に間違わないと信じているかも。例えば減便は一見するとマイナスなことのように思われるけど、減便してもダイヤをうまく調整すればお客さまの利便性を損なわないようにできるはずだよね。
力丸
なるほど、確かにそうですね。私も、お客さまのためにというのは大事にしています。特に「のるーと」はアプリを使って予約するサービスなので「普段アプリを使わない人にはこの説明はわかりにくいのではないか」など、常に利用者の視点で考えるように心がけていますね。
濵野
私は、利用しやすい公共交通のあるまちをつくることが目標なんだけど、力丸さんが力を入れている「のるーと」はもちろん、ほかにも利用のしやすさにおいてはまだまだ追究できることはたくさんあると思う。例えば、「乗り降りしやすい車両」「乗り継ぎがしやすい時刻表」「利用しやすいバス停」「お得なチケット」「検索しやすいアプリやWeb」とか、さまざまな角度で考えられるよね。自由に移動できるということ自体が、大きな価値だと思うから、これからもいろんな角度でお客さまのためになることは何なのかを考えていきたいね。
力丸
「移動することが価値」という考えは、おもしろいですね。
濵野
いつも同じ場所にいたら、そこで生まれる思考や考え方にはいずれ限界がくる。でも、別の場所に移動して、普段は目にしない景色や経験をすることで、思考が変化して、暮らしがより豊かになるんじゃないかと思っているの。移動して、その場に行ってみなきゃわからないことが、たくさんあるはずだから。
力丸
そうですね。スマートフォンを使えば若者は移動しやすくなりますが、全世代が困らないような交通手段を考えることこそが大事だと思います。老若男女問わず移動しやすいまちがつくれるよう、公共交通機関だからこそできることをこれからも突き詰めて、頑張っていきたいです。

記事内容および所属は取材当時のものです。

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