TALK MEMBER技術部門 鉄道車両
(コーポレート・地域マーケット部門)

山田 健祐 鉄道事業本部 運転車両部
車両整備課 2015年入社
九州大学 大学院 出身

横尾 正輝 西鉄テクノサービス株式会社
車両整備事業部 営業課 課長 2010年入社
佐賀大学 大学院 出身

鉄道の安心・安全を揺るぎないものにするために

横尾
山田くんとは筑紫車庫でともに働いているけど、所属や業務内容が違うせいか、ゆっくり話すのは久しぶりだね。西鉄に入ろうと思ったのはどうして?
山田
地元・福岡に貢献できる仕事がしたいとは思っていたんです。技術系の大学院を出たので周囲はメーカーや研究の道に進む人が多かったんですが、私は自分の仕事を直接まちのお客さまや身近な家族や友人に見てもらえて反応が見える方がモチベーションにつながりそうだなと感じました。それと大規模なプロジェクトでほんの一部を担当するより、自分が1から10まで関われる仕事がしたいという思いもあって、西鉄に。
横尾
なるほど、確かに西鉄なら地元の役に立ちながら、プロジェクトの最初から最後まで何らかの形で関われる機会に恵まれているね。今は鉄道車両の保守・メンテナンスをしてくれているんだよね。
山田
はい、筑紫車庫には毎日200以上の電車車両が帰ってきます。電車車両は4年に1度、または60万km以内に定期点検をしなくてはいけないので、それに従って車両の点検を行うスケジュールを立て、車庫内での段取りを組みます。車両にはお客さまを乗せて走るという大事な役目があるので無駄に点検時間を取ることはしません。しかし、ミスがあってはならないので必要な時間は確保した管理や事前調整が命題です。私が判断を間違えると工場全体の動きがストップしたり、現場で点検する職人さんたちに無理をさせることになってしまうのでその点には注意を払っています。現場には18歳から60代まで幅広い年代の方々がいて、知識も豊富なので日々教えられることばかりです。
横尾
しっかり時間を確保しつつ、でも無駄なくスムーズに進めるには経験値も必要だし、大変な仕事だよね。

目の前の不具合から予防策を講じ、トラブル0を目指す

横尾
定期点検だけでなく、不定期に入ってくるケースもあるよね。
山田
はい、定期的に点検していても、毎日走り続けるうちに故障や不具合が起こる場合もあります。そういうときはすぐに車庫に戻して原因究明と応急処置を進めます。部品の問題なら部品を取り寄せ、必要な処置をして終わりますが、車両の根幹に関わるような問題があれば、同じ種類のほかの車両もチェックする必要が出てきます。車両によって構造もシステムもまったく違うので、製造に関わってくださったメーカーの方々ともやり取りをしながら原因究明、根本的解決、そして次から起こらないよう予防措置までとってやっとひと段落という流れです。横尾さんが開発に関わった9000形に関してのことは横尾さんに相談することも多いですよね。
横尾
鉄道会社といえど、新しい車両をつくっていく機会はそう多くはない。西鉄の歴史の中でも数年に1度あるかないかのことなので学ぶところも多かったよ。9000形は2017年春に走り出したんだけど、新車としては11年ぶりだったから、車内空間の意匠はもちろん、車内の案内表示もデジタル化して動画が見られるようにしたりと今の時代に合わせて進化させたんだ。今のところはそう大きな不具合や故障もないようでホッとしているところだよ。
山田
はい、保守をする側としてもとてもありがたいです(笑)。横尾さんは私が今担当している保守・メンテナンスはもちろん、構造や営業などいろんな仕事をされていますよね。私もせっかく鉄道車両の仕事に携わっているから、いつかは新型車両の開発に関わってみたいです。自分が手がけた仕事がたくさんの人に喜んでもらえて、しかも数十年まちを走り続けるなんて、技術者冥利に尽きますよね。
横尾
鉄道に関わる技術だけでもいろんな部署や側面があるんだよね。山田くんにもいろんな経験を重ねて技術者としても大きく飛躍していってほしい。西鉄ならそういうチャンスはたくさんあるはずだよ。

専門技術だけでなく多角的にものづくりに関われる喜び

山田
横尾さんは今、営業を担当されているんですよね。
横尾
そう、筑紫車庫でメンテナンスに関わっているとわかるだろうけど、毎日多くのパーツや補修用の部品が必要だよね。そういうものを仕入れてこの車庫で使ったり、他社に販売していく仕事をしているんだ。西鉄以外にもこうしたパーツを必要としている企業はたくさんあるから必要とされるものを迅速かつ的確に仕入れてくるバイヤーとか商社みたいなイメージだね。パーツだけ販売することもあれば取り付けが必要な場合はそこも受託して弊社の人員も派遣したりする。そういう場合は人や予算のスケジュール管理も必要だね。大きい場合は車両丸ごと販売することもあるよ。
山田
技術者として、現場での経験も長いからこそでできる仕事ですよね。何をするのに何が必要かということを熟知していないといけないから、正確性も問われそうです。
横尾
そうだね、技術者としての知識は最大限に生かせていると思う。動かす金額も大きく、会社に利益をもたらせるからやりがいもあるし、重大な任務だなというプレッシャーもある。いつかはまた技術者としてものづくりに関わりたい気持ちもあるけど、今の仕事も西鉄ならではだし、別の側面からものづくりについて考えられる視点もついたから成長を感じるよ。山田くんにもいつか経験してほしいな。
山田
横尾さんはデスクの上や日々プレゼンで準備されている資料もすごくきれいで完璧なぐらい細やかだから、僕がその域に達することができるかどうか不安です(笑)。鉄道車両を扱っているから、横尾さんだけでなく皆さん細やかな方が多いですよね。ミスがあるという前提で何度も丁寧に見直されていたり、私も見習わなくてはと日々背筋が伸びる思いです。今の仕事では保守や故障対応だけでなく、それらを減らすための新しい試みも行っているのでミスや抜けは致命傷になります。
横尾
そうだね、人の命に関わる安全を守っているからどれだけ注意してもし過ぎることはない。でも山田くんは人当たりが良くて、年上の人からもかわいがられてチームに馴染むのも早かったように思うよ。さらに、経験に裏打ちされた細やかさと先見性が加われば鬼に金棒じゃないかな。これからも期待しているよ。

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